mkss — スペクトルサブトラクション用のノイズスペクトル計算
mkss
[options
...] {filename}
mkss は,スペクトルサブトラクション用のノイズスペクトル計算ツールです.
指定時間分の音声のない雑音音声をマイク入力から録音し,
その短時間スペクトラムの平均をファイルに出力します.出力されたファイルは,Julius でスペクトルサブトラクションのためのノイズスペクトルファイル(オプション
"-ssload
")として使用できます.
録音は起動と同時に開始します.サンプリング条件は16bit signed short
(big endian), monoral で固定です.既に同じ名前のファイルが存在する場合は上書きします.また,ファイル名に "-
" を指定することで標準出力へ出力できます.
-freq
Hz
音声のサンプリング周波数 (Hz) を指定する.(default: 16,000)
-len
msec
録音する時間長をミリ秒単位で指定する(default: 3000)
-fsize
sample_num
窓サイズをサンプル数で指定 (default: 400).
-fshift
sample_num
フレームシフト幅をサンプル数で指定 (default: 160).