accept_check — 文法における単語列の受理/非受理チェック
accept_check
[-t] [-s spname
] [-v] {prefix}
accept_check は,文法で文の受理・非受理を判定するツールです.文は標準入力から与えます.受理すべき文を一行ずつテキストファイルにまとめて書いておき,それをaccept_check の標準入力に与えることで,その文法
(prefix.dfa
および prefix.dict
)
において目的の文が受理されるかどうかをバッチ的にチェックできます.
実行には .dfa, .dict, .term の各ファイルが必要です. あらかじめ mkdfa.pl で生成しておいて下さい.
対象とする文は,文法の語彙単位(.vocaの第1フィールド)で空白で区切って与えます.最初と最後には多くの場合 silB
,
silE
が必要であることに気をつけて下さい.また,
ショートポーズ単語は文に含めないでください.
同一表記の単語が複数ある場合,accept_check はその可能な解釈の全ての組み合わせについて調べ,どれか1つのパターンでも受理可能であれば受理,すべてのパターンで受理不可能であれば受理不可能とします.
vfr (フィッティングタスク用文法) での実行例:
% accept_check vfr Reading in dictionary...done Reading in DFA grammar...done Mapping dict item <-> DFA terminal (category)...done Reading in term file (optional)...done 42 categories, 99 words DFA has 135 nodes and 198 arcs ----- please input word sequence>silB 白 に して 下さい silE wseq: silB 白 に して 下さい silE cate: NS_B COLOR_N (NI|NI_AT) SURU_V KUDASAI_V NS_E accepted please input word sequence>